Drumstickドラムスティックの構造

■ TIP

チップはドラムやシンバルにプレイヤーのエナジーを届ける部分です。トーンはチップの大きさと形状で決まり、特にシンバルで顕著に表れます。マイネルのチップはアコーン、バレル、ラウンド、ハイブリッドのタイプから選べます。ハイブリッドは伝統的なアコーンチップをベースに先端をカットしたバレル調のものです。これにより、双方の良さをブレンドしています。また、アコーンチップは様々な大きさをラインナップしています。スティックチャートで各モデルのチップをご確認ください。

■ NECK

ネックはチップへ繋がる、スティックで一番細い部分です。

■ TAPER

テーパーはショルダー部分に始まり徐々に細くなりネック部分までをいいます。長さと細さでヘッド面、シンバル面（例：ライド）へスティックがどのように反応するかによって決まります。長いテーパーはリバウンドしやすく、シャフトに重量があるため軽く感じます。短いテーパーはフロント寄りに重量があるため、よりパワフルになります。加えて、より短く太いテーパーのスティックはクラッシュ、クラッシュライドでより良いレスポンスが得られます。

■ SHOULDER

テーパーの始まり、グリップの終わりの部分です。

■ LENGTH

チップの端からグリップの端までが「長さ」です。長くてよりリーチのあるのが「スタンダードロングモデル」に相当します。また、より長めのスティックは全体のバランスがさらに良くなります。より太い「ヘヴィモデル」が「スタンダードモデル」よりも長いのはそうしたバランスが考慮された結果なのです。スティックチャートで各モデルの長さをご確認ください。

■ SHAFT

シャフトはスティックの中で最も長い部分で、握る部分をカバーしており、リムショットの衝撃が最も吸収される場所でもあります。

■ BUTT

すべてのマイネルスティックのエンド部分は、握りやすいように丸く加工してあります。

■ DIAMETER

太さはグリップの直径で表します。手で握る感覚を決める一番重要な部分です。ハードヒッターの方には太めの方がパワーを得られ長持ちします。繊細なタッチや素早さが必要な際は、細めのスティックの方が好まれるかもしれません。5A、5B、7A、2Bのモデル名は、それぞれ異なる直径にちなんで付けられたお馴染みの名称です。一般的に、7Aは細く、2Bが太いです。5Aと5Bはその中間で、5Bの方が5Aよりも少し太いです。スティックチャートで各モデルの太さをご確認ください。

Brushブラシの構造

■ WIRES

ブラシは非常に柔らかくしなやかな素材を使用しています。通常、扇形に開きますが束ねることもできます。ブラシの素材はメタルやナイロンワイヤー、竹と藁があります。メタルワイヤーは勢いのあるクリスピーなアタック、芳醇なスウィープトーンになります。ナイロンワイヤーは柔軟性と耐久性を兼ね備え安定したウォームなサウンド、藁の素材は、ユニークでソフトなアタックとふくよかで暖かなサウンドになります。

■ LENGTH

マイネルのレトラクタブルブラシの長さは、ワイヤーの先端からプッシュ/プルロッドのエンド部までになります。他のモデルはすべて、ワイヤーの先端から、グリップのエンド部までになります。

■ HANDLE

ブラシのラインナップには、様々な種類の太さ、素材（ゴム、アルミ、木、プラスチック）のグリップがございます。

■ PUSH/PULL ROD

マイネルのスタンダードワイヤーブラシとヴィンテージワイヤーブラシは、出し入れ可能なワイヤーを特徴とし、未使用時に細いワイヤーを守ることができます。ワイヤーは、ハンドルのエンド部にあるロッドで出し入れ可能です。ワイヤーが固定されているモデルはそれが不可能ですが、他モデルは手で可能です。

■ DIAMETER

マイネルスティックのブラシは0.440インチから1.120インチの直径ラインナップがあり、あらゆるプレイヤーが自分の好みのスタイルに合わせてグリップや好みの太さを見つけることができます。